上手なお産をするために…
上手なお産をするためには積極的な勉強も大切です。痛みを少しでも軽くして楽なお産ができるよう、呼吸法・リラックス法・補助動作を練習したり、お産について学ぶことによって分娩に挑む積極的な心を育てる…それがこの教室の目的です。ぜひ受講してください。
- 開催日:毎週第3木曜日(分娩について)
- 時間:13時30分~15時
- 場所:当院1階 マザーホール(無料)
- 条件:32週以降の妊婦さん※付き添い不可
(妊婦本人のみとなります) - 持ち物 筆記用具 飲み物
(動きやすい服装でご来院下さい。
※受講後30分、マタニティヨガの無料体験あり。こちらの予約システムからお申込みください
痛みを少しでも軽くして楽なお産ができるよう、呼吸法・リラックス法、補助動作を練習したり、お産について学ぶことによって、分娩に臨む積極的な心を育てる、それがこの教室の目的です。
当院では、ご主人の立ち会い分娩をおすすめしています。
※母子手帳持参のうえお越しください
手のかからない子に手をかけて
「サイレントベビー」をご存知ですか?泣かない赤ちゃんがいます。おかあさんがよく言います。「泣くんです。ずっと泣くんです。」ととても困ったように…。
分娩台の上で産声を上げた時から赤ちゃんは泣き続けます。その声を聞きながらその場にいる誰もがみな、「良かった、元気な赤ちゃんで」と泣き声に拍手を送ります。ではそのずっと泣き続ける赤ちゃんはいったいいつ泣きやむのでしょうか…。お母さんの胸に抱かれた瞬間にぴたっと泣きやみます。
臍帯から切り離された瞬間からひたすらお母さんを求めて泣きます。不安いっぱいの世界に放りだされて、唯一安心できる人を求めて泣きます。それはお母さんです。ひたすらお母さんを求めて泣き続ける赤ちゃんが、何もしてもらえなかったらどうなるでしょう… 泣かなくなります。無視され続けると何も感じなくなります。次第にあきらめて無表情になります。
少し抱っこすることに疲れたお母さんには誰かかわってあげればいいんです。お父さんでも、おばあちゃんでも… そしてまた元気になったお母さんが抱っこできればいいんです。
誰かに支えられて、抱っこされる心地よさ・愛される安心感を感じながら赤ちゃんは、生きる力をより発揮して行きます。1人では生きていけない「人」に必要な「信頼関係」を築くことを学んでいきます。
泣き続ける赤ちゃんを困らないでください。赤ちゃんにはそれしか方法がないんです。抱っこしてほしいだけです。抱っこし愛してくれる人がいることに気づいた赤ちゃんはきっとお母さんを困らせなくなると私は信じています。
「手のかからない子」にこそ手をかけてほしい。泣かない・わがままも言わない・なんでもいう事をきく子をいい子だとは思わないでください。
「これから赤ちゃんはいっぱい泣くよ、ずーっと泣くよ、だから「なんで泣くの」って思わないで抱っこしてあげて!」と私は、最初にお母さんの胸に赤ちゃんを抱かせた時に言います。
そのうち子どもたちは、いつの間にか声をたてずに泣くようになります。いい子ほど泣き顔を見せません。人知れず、お母さんにもわからないように声を殺して泣きます。
そんな日がきっとやってくるのです。声を出して泣けるうちは、たくさん泣かせてあげてください。お母さんの胸で思いっきり泣くわが子をほめて、抱きしめてください。お母さんが大好きな子どもたちです。
助産師 内田美智子
内田産婦人科医院
〒824-0031
福岡県行橋市西宮市5丁目1-10(ハローワーク前)
電話番号 0930-23-0155
休診日:日曜 祝日 盆 年末年始
・アクセス JR行橋駅より徒歩7分
・駐車場 第一駐車場16台(第二駐車場33台)